格闘技はハゲる?薄毛は外的要因も影響します

格闘技が好きな男性は多いですよね。
ボクシング、プロレス、レスリング、相撲、柔道、剣道などなど。
学生時代の部活やスポーツとして格闘技に携わった男性も多いのではないでしょうか?
僕も格闘技観戦が大好きでよく見るのですが、よく見ると薄毛の選手が多いと思いませんか?もしくは引退後に薄毛になったりハゲてしまった選手が多いと思いませんか?
実は格闘技をやると薄毛になりやすい、はげやすいといった話しがあります。
本当に格闘技をやるとハゲてしまうのでしょうか?
目次
格闘技をするとハゲるといわれる理由
格闘技をするとハゲたり薄毛になるという理由はいくつかあります。
1.頭にダメージを受けやすい
2.髪が引っ張られることが多い
3.頭で支えるブリッジをする
4.トレーニングで男性ホルモンが多くなる
ひとつひとつ検証してみましょう。
頭にダメージを受けやすい

格闘技は頭にダメージを受けやすいスポーツです。
頭をは叩かれる、殴られる、はたかれる、頭同士でぶつかり合う、剣道だったら直接頭を竹刀で殴られます。
頭へのダメージは当然のことながら髪の毛に影響します。
髪の毛の生える土壌である頭皮がダメージを受けると、髪の毛の成長を阻害してしまいます。生えてきた髪の毛が育つことなく細く薄いまま抜ける原因となるので、頭部へのダメージは薄毛につながります。
髪の毛が引っ張られる

格闘技をやっていると髪の毛を引っ張られることが多いです。
プロレスなどは相手を持ち上げるときに髪の毛を引っ張るし、柔道、レスリングなどの稽古や練習では髪の毛を引っ張ったりします。
相撲は典型的。常に髪の毛を引っ張っている状態で髪を結びますね。
髪の毛を引っ張ることも当然薄毛やハゲの原因になります。
髪の毛が引っ張られると毛穴へのダメージとなります。毛穴や髪の毛を作り出す毛乳頭を傷つけてしまうので、発毛自体を阻害してしまいます。
一度や二度引っ張られる程度なら問題ありませんが、常に引っ張られる状態だと次第に髪の毛が生えなくなりいきなりハゲることもあります。
頭で支えるブリッジをする

格闘技をやっていない人はあまり知らないかもしれませんが、どんな格闘技でも必ず鍛える部分があります。
それは「首」です。
格闘技の基本は首の筋肉で、必ず首のトレーニングを行います。
首のトレーニングをするときに、頭をつけて首を支えるブリッジをします。頭の脳天を地面につけてブリッジするのですが、これが一番髪の毛には悪い!ダメージになります。
首のトレーニンは基本的に毎日やります。
毎日毎日頭頂部を地面に擦りつけます。全体重を乗せて擦りつけることになるので、頭皮や毛穴へのダメージは相当なものです。
格闘家が薄毛やハゲになるほとんどの理由が、この首ブリッジによるものです。
トレーニングで男性ホルモンが活発になる

トレーニングで筋肉をつけていくと男性ホルモンが活発になる。男性ホルモンが活発になるからハゲる、薄毛になる。というのは迷信です。
男性ホルモンが活発になるだけではハゲません。
ハゲや薄毛の原因は様々です。
生活習慣、ストレス、遺伝的体質などあります。
この中で遺伝的体質というのが男性ホルモンが関係するのですが、単に男性が多いだけではハゲません。男性ホルモン(テストステロン)と5αリダクターゼという成分が結びついて、ジヒドテストステロンという成分が生まれます。このジヒドテストステロンがハゲや薄毛を引き起こす原因です。
テストステロンと5αリダクターゼの結びつきやすさというのが遺伝である程度決まってくるだけであって、単純に男性ホルモンが活発だからハゲるわけではありません。
そのためトレーニングをして筋骨隆々になっても薄毛にはなりません。
格闘家の薄毛は外的要因がほとんど
格闘家のハゲは頭部へのダメージによる外的要因がほとんどです。
もちろん格闘技をやってもハゲない人はいますし、格闘技をやったからといって必ずハゲるわけではありませんが、普通に生活しているよりもハゲや薄毛になりやすい環境であることに間違いはありません。
実際に真剣に格闘技に携わっている人はそんなこと考えないかもしれませんが、格闘技をやっている人は早め早めの薄毛対策が必要かもしれませんね。